2005年 12月 13日
「僕は知性派じゃなく、アホ派です」
画家・元永定正(もとなが さだまさ)氏の言葉。
「知性の枠」を「美の創造に対する枷」ととらえ、「阿呆」という言葉で自らの制作を表現している・・・らしい。要は、常識というものはしばしば創造の世界では邪魔になる、こむつかしいことをかんがえず体の欲するまま気の趣くまま美を表現するのが僕のスタイルだ、というようなことをおっしゃりたいのだろう。(乱暴?
最近、とあるきっかけで知りファンになりました。
ぬぼーっと力の抜けた雰囲気がよいです。特に、丸や三角や四角など気の抜けたオブジェのかんじがいいです。一歩まちがえると幼児の絵。でもって、大人にはなかなか書けない線。
* "ときの忘れもの"...青山にあるギャラリー
絵本作品もあります。あのジャズ・ピアニスト山下洋輔さんとのコラボ絵本があった。
★「もけらもけら」
とあるサイトでの紹介文には「天才ジャズ・ピアニストとモダンアートの鬼才のコンビによる美しく面白いもう一つの宇宙。」とありました。(こんなん説明されるとかえってよくわからん)
むつかしい単語は一切出てきません。山下洋輔さん独特の擬音だらけ。定型のストーリーは存在せず、はちゃめちゃでわけわからじ。しかしわけわからん勢いがあります。紙面から山下さんの紡ぎ出す音がとびでてじゃじゃじゃじゃんと聴こえてきそうなインスピレーション。これはすごい絵本だ。
もういっちょ。
★「もこもこもこ」
こちらは谷川俊太郎さん作で、絵を元永さんが担当。
「もこもこ」「にょき」「ぷぅっ」「ふんわふんわ」といったこれまた擬音のみで構成。特にこれといったストーリーや意味はなくたいへんシュールなかんじ。でもそのかんじがたいへんよい。
なかみはこんなかんじ。
宇宙を髣髴とさせる色合いがとてもきれいです。
しいていえば、「もこもこ」「にょき」は活字体ではなく直筆で書いてほしかったな。惜しい。
「知性の枠」を「美の創造に対する枷」ととらえ、「阿呆」という言葉で自らの制作を表現している・・・らしい。要は、常識というものはしばしば創造の世界では邪魔になる、こむつかしいことをかんがえず体の欲するまま気の趣くまま美を表現するのが僕のスタイルだ、というようなことをおっしゃりたいのだろう。(乱暴?
最近、とあるきっかけで知りファンになりました。
ぬぼーっと力の抜けた雰囲気がよいです。特に、丸や三角や四角など気の抜けたオブジェのかんじがいいです。一歩まちがえると幼児の絵。でもって、大人にはなかなか書けない線。
* "ときの忘れもの"...青山にあるギャラリー
絵本作品もあります。あのジャズ・ピアニスト山下洋輔さんとのコラボ絵本があった。
★「もけらもけら」
とあるサイトでの紹介文には「天才ジャズ・ピアニストとモダンアートの鬼才のコンビによる美しく面白いもう一つの宇宙。」とありました。(こんなん説明されるとかえってよくわからん)
むつかしい単語は一切出てきません。山下洋輔さん独特の擬音だらけ。定型のストーリーは存在せず、はちゃめちゃでわけわからじ。しかしわけわからん勢いがあります。紙面から山下さんの紡ぎ出す音がとびでてじゃじゃじゃじゃんと聴こえてきそうなインスピレーション。これはすごい絵本だ。
もういっちょ。
★「もこもこもこ」
こちらは谷川俊太郎さん作で、絵を元永さんが担当。
「もこもこ」「にょき」「ぷぅっ」「ふんわふんわ」といったこれまた擬音のみで構成。特にこれといったストーリーや意味はなくたいへんシュールなかんじ。でもそのかんじがたいへんよい。
なかみはこんなかんじ。
宇宙を髣髴とさせる色合いがとてもきれいです。
しいていえば、「もこもこ」「にょき」は活字体ではなく直筆で書いてほしかったな。惜しい。
by gaaco127
| 2005-12-13 14:36
| ★ Arts(美術、映画 etc.)