2012年 04月 17日
EXO-K - WHAT IS LOVE (Korean Ver.)
閑話休題(その3)。
出た、ユ・ヨンジン節どまんなか!
イントロから断続的にベンベン鳴り続けるヨンジンお得意のアジア・インド的な楽器の使い方、そこへ流れるように乗るR&Bのラインとフェイク。小気味良く跳ねる歌詞の響き。ねばーっとひっぱりばさっと切る、この方独自のバックラインの作り方、メロディーラインの流れ、そこに乗る絶妙なハネぐあいと響きのハングル。最高でございます。ここまでユ・ヨンジン路線ど真ん中でいいのかというのはおいといて。御大はバックコーラス参加してるはずですが、メロディーラインを歌うメンバさん達(まだ名前がよう分からん)、おそろしいほどの歌のうまさ。
この"WHAT IS LOVE"はアジアの湿地帯を潤しつつ流れてゆく大河を感じさせるようなゆったりしたメロディーですが、"MAMA"(下記)のようなばりばりS.M.P.路線もこの事務所としては当然ながらの流れとしてリリースされてまして、こちらもものすごく格好よい出来映え。
グループとしては神話(SHINHWA)さんが一番好きで痛々しいほどネ申木各イヒされており、それは古今東西今後も金輪際変わるはずもありませんが、コンポーザー/プロデューサーとしてのユ・ヨンジンは私にとってまさに別の意味でのネ申(当社比)。この方を越すコンポーザーはいまのところ眼前にあらわれません。曲調がいつも一緒ダヨネ、とか、ありきたりなメロディーライン、とか仮に一部で言われてようがまいが、ユ・ヨンジンはゆるぎなくアジアの至宝。ってことでばりばりS.M.P.路線の"MAMA"も下記に。
教会音楽のような、一種の恐怖すら喚起させるような荘厳さ、クラシックとロックとの融合、これこそが他のなにものでもないユ・ヨンジンのジャンル。音楽単独のみならずダンスパフォーマンスと相まっての完成を念頭において練られたS.M.P.。その御大独自の創作力と、曲の世界観を具現化するワカモノたちの力量に感服。
by gaaco127
| 2012-04-17 08:38
| ★ Music(K-pop etc.)