2006年 01月 24日
ヒンギス、全豪オープン4回戦勝利、8強入り。
いや~昨日のヒンギスの試合、ひやひやしましたぜ。
私がレポするまでもなく、
こちらが詳しいのでどうぞ。 → ここ
◆第1セット、6-1。
完璧な試合運び。かつての元女王としての試合運び、配球のうまさにくわえ
+ 1stサービス(センター)への強化
+ 弱点だったフォアハンドの改良(高い打点でフラットに叩きつける打法がプラスされた)
+ こにくらしいドロップショット&ロブ・ボレー(これは昔からか)
これでもかと技てんこもりな元女王っぷりでした。いいぞいいぞ。
試合中、表情豊かなのもいいね。この人の魅力の一つ。
第1セットは…ね。
◆第2セット。
ひやひやしたのはこのセット。
元女王ヒンギス。何度もマッチポイントを握るのだが、
おもいきりのよい地元オーストラリアの新鋭は、元女王がすっきり勝つのを許さない。
かっこよかったですよ、新鋭、サマンサ・ストーサー!伸びるね?あのプレーヤー。楽しみ。
結局、第2セットはタイブレに突入。しかもヒンギスは新鋭にリードされ、タイブレ2-5。
危うし、元女王!体力も、持つか?というかんじ。肩で息をしている。
フルセットにもつれこんだら新鋭が勝つ可能性は十分にある。
新鋭はここで硬くなったようだ。アンフォースド・エラーの増加に加え、
コード・ボールの運はヒンギスに向く。
◆結果
セットカウント2-0(6-1, 7-5)でヒンギス勝利。
勝った瞬間、ほっとした表情の元女王。白い歯が光る。
ヒンギス歯並びいいよな。なんでもかじれそう。(何
◆試合後のインタビュー
こちらで。
インタビュー from プレスセンター
毎日更新されており、和訳もわりと上手なので、読んでて楽しい。
他の選手の勝利インタビューもたくさん掲載されてます。おもしろいよ。
昨日のヒンギスの勝利インタビューは、このうち1/23付けのページ。
◆インタビュー中、印象的なやりとり
質問:
クライシュテルスが言っていましたが、あなたに話しかけたとき、
あなたは以前よりもリラックスしていたそうですね。
あなたと一緒に笑い合ったとも言っていました。
数年前とは、テニスへのアプローチが変わったのでしょうか?
ヒンギス:
常にストレスでいっぱいだったの。
だっていつも自分の地位を、世界1位の座を守らなきゃならなかったから。
毎回コートにでるたびに、勝つことが出来たかもしれない。でも失うものも大きかった。
今現在、私には失うものなどなにもないのよ。
ただコートに出て、試合をすることを楽しんでるだけ。
もちろん、いまでも私にはスポットが当たってるわ。
だけど今回は、違う受け取り方をしているのは確かね。
だって私には証明しなければならないものなんて何もないんだから。
(以上、全豪オープンテニス2006@wowowより転載。)
…なんとなく、ここを読んでぐっときた。
ここから以下数行、わたくしごとになりますが。
わたしは何かでNo.1になったことはないし、それを守りつづけなければならないプレッシャーを経験したこともない。常にわたしの上には優れた人がたくさんいたし、彼ら・彼女らに追いつくことに精一杯な立場ばかりで。
わたしが過去にお世話になった数々のスポーツ関連のコーチ達によくいわれてきたのは共通して「決して器用なタイプではない。センスがあるとも思えない。どちらかというと、どんくさい。」(え”そこまで言う!)
しかし「真面目に努力するタイプなので、そこが買える」だそうで…。
まぁ気休めの言葉というかフォローというか。言われても、かなり、とほほな気分ですが。
んで。
トッププロのすごいところで、私がおそらく一生そうはなれないと思うのは、
彼らは才能だけでなく欠点を補う地道な努力をしつづけて今の姿があるわけで…。
あ、話がそれた。 ヒンギスに話を戻し、
あまりに年少時に世界ランキング1位をとってしまった女王のつらいところだったのねー。
戦線から離脱してた3年間、以前はできなかった普通の女の子としての生活、
ショッピングや、習い事をしてたそうです。
彼女は別に、女王の座を死守しつづけなければならないプレッシャーから
逃げたかったから引退したわけではないと思う。実際、こうして戻ってきたし。
今は、テニスを楽しめているとのこと。
テレビで観戦しててもそのことがよく伝わってきました。もともと表情豊かな選手だったけど。
このまま、いいところまでいけるといいね。
私がレポするまでもなく、
こちらが詳しいのでどうぞ。 → ここ
◆第1セット、6-1。
完璧な試合運び。かつての元女王としての試合運び、配球のうまさにくわえ
+ 1stサービス(センター)への強化
+ 弱点だったフォアハンドの改良(高い打点でフラットに叩きつける打法がプラスされた)
+ こにくらしいドロップショット&ロブ・ボレー(これは昔からか)
これでもかと技てんこもりな元女王っぷりでした。いいぞいいぞ。
試合中、表情豊かなのもいいね。この人の魅力の一つ。
第1セットは…ね。
◆第2セット。
ひやひやしたのはこのセット。
元女王ヒンギス。何度もマッチポイントを握るのだが、
おもいきりのよい地元オーストラリアの新鋭は、元女王がすっきり勝つのを許さない。
かっこよかったですよ、新鋭、サマンサ・ストーサー!伸びるね?あのプレーヤー。楽しみ。
結局、第2セットはタイブレに突入。しかもヒンギスは新鋭にリードされ、タイブレ2-5。
危うし、元女王!体力も、持つか?というかんじ。肩で息をしている。
フルセットにもつれこんだら新鋭が勝つ可能性は十分にある。
新鋭はここで硬くなったようだ。アンフォースド・エラーの増加に加え、
コード・ボールの運はヒンギスに向く。
◆結果
セットカウント2-0(6-1, 7-5)でヒンギス勝利。
勝った瞬間、ほっとした表情の元女王。白い歯が光る。
ヒンギス歯並びいいよな。なんでもかじれそう。(何
◆試合後のインタビュー
こちらで。
インタビュー from プレスセンター
毎日更新されており、和訳もわりと上手なので、読んでて楽しい。
他の選手の勝利インタビューもたくさん掲載されてます。おもしろいよ。
昨日のヒンギスの勝利インタビューは、このうち1/23付けのページ。
◆インタビュー中、印象的なやりとり
質問:
クライシュテルスが言っていましたが、あなたに話しかけたとき、
あなたは以前よりもリラックスしていたそうですね。
あなたと一緒に笑い合ったとも言っていました。
数年前とは、テニスへのアプローチが変わったのでしょうか?
ヒンギス:
常にストレスでいっぱいだったの。
だっていつも自分の地位を、世界1位の座を守らなきゃならなかったから。
毎回コートにでるたびに、勝つことが出来たかもしれない。でも失うものも大きかった。
今現在、私には失うものなどなにもないのよ。
ただコートに出て、試合をすることを楽しんでるだけ。
もちろん、いまでも私にはスポットが当たってるわ。
だけど今回は、違う受け取り方をしているのは確かね。
だって私には証明しなければならないものなんて何もないんだから。
(以上、全豪オープンテニス2006@wowowより転載。)
…なんとなく、ここを読んでぐっときた。
ここから以下数行、わたくしごとになりますが。
わたしは何かでNo.1になったことはないし、それを守りつづけなければならないプレッシャーを経験したこともない。常にわたしの上には優れた人がたくさんいたし、彼ら・彼女らに追いつくことに精一杯な立場ばかりで。
わたしが過去にお世話になった数々のスポーツ関連のコーチ達によくいわれてきたのは共通して「決して器用なタイプではない。センスがあるとも思えない。どちらかというと、どんくさい。」(え”そこまで言う!)
しかし「真面目に努力するタイプなので、そこが買える」だそうで…。
まぁ気休めの言葉というかフォローというか。言われても、かなり、とほほな気分ですが。
んで。
トッププロのすごいところで、私がおそらく一生そうはなれないと思うのは、
彼らは才能だけでなく欠点を補う地道な努力をしつづけて今の姿があるわけで…。
あ、話がそれた。 ヒンギスに話を戻し、
あまりに年少時に世界ランキング1位をとってしまった女王のつらいところだったのねー。
戦線から離脱してた3年間、以前はできなかった普通の女の子としての生活、
ショッピングや、習い事をしてたそうです。
彼女は別に、女王の座を死守しつづけなければならないプレッシャーから
逃げたかったから引退したわけではないと思う。実際、こうして戻ってきたし。
今は、テニスを楽しめているとのこと。
テレビで観戦しててもそのことがよく伝わってきました。もともと表情豊かな選手だったけど。
このまま、いいところまでいけるといいね。
by gaaco127
| 2006-01-24 14:17
| ★ Sports(Tennis etc)